niconicoconi’s blog

ドラマ 映画 本 が大好物の恥ずかしがり屋のおばさんの独り言

【仕事が辛すぎるときにみる映画】 ちょっと今から仕事やめてくる あらすじ 感想

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ちょっと今から仕事やめてくる  3点/5点満点

【キャスト】

福士 蒼汰  工藤 阿須加 etc...

 

【あらすじ】

 ブラック企業に勤めている隆が上司に追い詰められて、疲れ果ててしまい、駅のホームで走ってくる電車に飛び込もうとします。そこで昔の友達だというヤマモトと名乗るヤマモトに助けられます。ヤマモトに励まされながら、隆は明るさを取り戻し、仕事に励みます。仕事も順調にいっていた矢先、ミスをしてまた追い詰められていきます。

 なんだかんだで、結局仕事を辞めます。題名そのままの映画です。特に意外性はなく、直球勝負な映画です。

【感想】

 あらすじにも書きましたが、途中秘密が明かされていくところもありましたが、あまり意外性もなく、途中からなんとなく先が読めます。でも、いいんです。何故かすごーーーーく清々しい気持ちにさせてくれる映画ですから。「死ぬくらいなら仕事辞めちまえよ」ってそれ言ってるだけなんですけどね、とても心に響きました。

 

 生きているのか、死んでいるのか分からなくなってゾンビみたいに生きてる人って結構いると思います。私もそんな時期ありました。そんなになるなら辞めちゃえばいいのよ、なんとかなるさーーーで。

 

 とにかく、主人公二人のやりとりがね、なんか爽やかすぎてひきました。純粋すぎるんですよ。疑うことを知らない。演技も初々しいので、それが純粋さに拍車をかけます。たまにはこういうのもいいかな。汚れ切ったおばさんのハートにこういうのもたまには必要です。

 

 地位や名誉、お金・・・世の中にはいろいろなものに支配されてがんじがらめになって生きている人がたくさんいます。というかほとんどそうなんじゃないかな。もちろん私もです。そういうものにとらわれずに自分らしく自由に自分の信じた道を生きている人がいます。世の中の大半はそういう人をバカだというでしょう。でも本当の勝者はそういうものから、支配から抜け出せた人だと私は思います。そんな彼らにはきっと勝者であるという発想すらないでしょうけどね。

 

 他人が作りだした価値観なんて、それが自分に当てはまるとは限らないじゃない。生きるが勝ちでしょ。今、とりあえず生きるためにどうするか。とりあえず仕事辞めちゃえばー?大丈夫、きっとなんとかなるさー。

 

 

ちゃんちゃん

【韓国ドラマ】胸キュン マン・ツー・マン 君だけのボディーガード あらすじ 感想

マン・ツー・マン 君だけのボディーガード  4点/5点満点

【キャスト】

ハン・ヘジン キム・ミンジョン etc...

 

【あらすじ】

  国家情報院のゴーストと呼ばれるスパイ活動を行う主人公キム・ソルの任務はある三体の木像を手に入れることだった。そのためにはハリウッドスターの韓国俳優ウングァンのボディーガードとして偽装しなければならないが、超わがままウングァンと、そのマネージャー、ドハに振り回され苦戦する。完璧、無敵のソルだったが情報を聞き出すために近付いたドハに対して恋心を抱くようになり、それが仇となり初めて任務が失敗してしまう。そんなこんなでウングァンと協力しながらなんやかんやで悪をやっつける的な話です。

【感想】

 とにかくキム・ソルがかっこ良すぎました。もう、とにかく抜群のスタイルとルックスだし、ストーリーが頭に入ってこないくらい見入ってました。それに引き換えヒロインのドハは・・・最後まで苦手でした。

 ソルはとにかく完璧に仕事をこなし感情を一切表にださないサイボーグのような人間です。それが子供のようにいつも自然体で、自由で、懐の深い男ウングァンや、いつも一生懸命で、一直線なドハの人間くさい二人と関わっていくうちにソルもどんどん表情豊かになっていきます。二人に振り回されて困っている姿にキュンとしました。

 ソルの家族は?生い立ちは?どうしてこんな仕事をしているのか?本当の名前は?など、気になりましたが、結局明かされることはありませんでした。もともと凄く孤独な人だったのかな、と思います。人と深い関わりをもたず、自分が生きている痕跡も残さず、ただ任務を淡々と遂行していく・・・。そして何かあれば静かに消されていく。人知れず。誰も悲しむこともなく。カッコよく見えますが、想像しただけで悲しくなります。もはや本当の自分なんてどこにいるのか分からない状態なんじゃないかな。

 

 スパイではない私ですが(言うまでもない)毎日周囲の人が求める自分を演じまくって、本音なんてどこにあるのか分からず、偽装し続けているので、私もスパイの端くれです。(んなわけない。)私でも私が何者か分からなくなるのにソルはもう何がなんだか分からないんじゃないの?大変だな。

 

・・・・私何言ってんだろう。

 

とにかくキュンキュン感半端ないドラマでした💛おすすめ!

 

 ちゃんちゃん。

 

 

 

 

おすすめ韓国ドラマ 奇皇后 ふたつの愛涙の誓い 

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奇皇后 ふたつの愛 涙の誓い  4点/5点満点

【キャスト】

ハ・ジウォン チ・チャンウク etc...

 

【あらすじ】

※ネタばれは多分ありませんが、私の勝手な解釈であらすじを書いています。脚色しているときもあります。実際みてみたら話が違うじゃないか!ということはありえますので、ご注意ください。

  

 主人公のヤンは子供のころ高麗から貢女として元に運ばれる途中、命からがら逃げ出します。身を隠すために男として生きているなかで、高麗王子だったワン・ユと出会い、王の即位を助け、遣えることとなります。

 

 そんなこんなであれこれあって結局ワン・ユは廃位となり、ヤンは再び元へ貢女として行くことになります。ワン・ユの廃位のきっかけとなった元の皇太子タファンとヤンは高麗で出会い仲良くなるものの、タファンの裏切りによりヤンはタファンを殺してやるーと恨むわけです。

 そんなこんなで、なんやかんやでヤンはタファンの嫁となり、(というか本当は側室)びしばしとタファンを教育し、裏で支え(操るの間違い?)ワン・ユからの援護もありーので、悪党どもをとっちめるという話。でも本当はこのヤンこそが一番恐ろしい女なのでした。ちゃんちゃん。

 

 

【感想】

 ドラマの中ではとても頭がよく、戦闘力も超高い超できる女として描かれています。しかも男を手玉にとる能力まであるし、恐ろしすぎます。絶対に敵にしたくないタイプです。

 皇帝の夫はとてつもないポンコツで仕事はまるでできませんが、ヤンをとーーーーーっても大切にするイケメンなので憎めないタイプ。対象的に高麗王は非の打ちどころがない完璧男でした。こっちからもヤンはすごーーーーーく愛されます。うらやましすぎる。他にもヤンを愛しちゃう男がいたりしてもうモテモテでうらやましいの連続でした。

 ところで、私が一番気になったのは高麗王でした。廃位したり戻ったりを繰り返し、大忙しでした。とても悲惨な一生を過ごします。全然報われない。高麗王目線でのストーリーだったら悲惨すぎて苦しすぎて見ていられなかったと思います。 

 

 一つ悪を排除しても次々と悪はうまれます。モグラたたきのように、叩いても叩いてもポコポコと頭をだす。きりがないなら何とか共存する道を選べればいいのに。誰かにとっては悪でも別の誰かからみれば悪じゃなかったりする。今回の主人公が正義だったかというとそうでもない。私利私欲に溺れる権力者をやっつけつつも、自分の復讐のため関係ない人まで巻き込んでいく主人公も正しいとは言えない。十分身勝手です。

 

 ストーリーの展開がとても忙しいのでおっかけるのに必死になります。だから「明日の仕事嫌だな」とか余計なこと考えている暇はありません。やって、やられての繰り返しです。無心になれます。イライラ要素もたくさんですが、泣けるドラマですよー。おもしろかったー。 

 

 

  ちゃんちゃん。

 

 

 

 

家デートおすすめDVD ナミヤ雑貨店の奇跡

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ナミヤ雑貨店の奇跡  3.5点/5点満点

【キャスト】

山田 涼介  西田 敏行 etc...

 

【あらすじ】

※ネタばれは多分ありませんが、私の勝手な解釈であらすじを書いています。脚色しているときもあります。実際みてみたら話が違うじゃないか!ということはありえますので、ご注意ください。

 

 ある日主人公達3人が、警察から逃れるために一軒の空き家に身を隠す。そこは「ナミヤ雑貨店」というかつて手紙で悩み相談を行っていた店だった。そこになぜか30年以上も前から悩み相談の手紙が届けられる。3人は興味本位で店主に代わって返事を書いているうちに届けられる手紙には共通点があることに気付く。

 一方30年以上前、ナミヤ雑貨店の店主はたまたま自分が相談にのった人が、亡くなったことを知る。それが、自分が間違った返事を書いたせいではないかと悔やみ、自分が今まで助けたと思っていた人たちは実際に救われていたのかという疑問を抱く。

 雑貨店の店主の願いが30年以上のときをかけて奇跡をおこす。

 

 

【感想】

 なんとなく、先が読めるような、読めないような、王道をいく展開というか。。。

 とても綺麗な話なので、初々しいカップルの家デートにはおすすめです。気まずくなるようなエロ要素もないし、人間性疑われるようなエグイシーンもないし、どろどろもないし、大泣きしてしまい暗い気持ちになる展開でもないし、これをチョイスすれば好感度があがるだろうな。。。というような綺麗なお話です。最後は心がすーーーっとします。温まります。

 西田敏行の演技が良いからなんとかなった感じかな。過去と現在行ったり来たりして混乱するところが少しありました。本読んでから見ればもう少し分かりやすかったのかも。

 手紙は今あまり書かなくなったけど、メールでもなんでも言葉を伝えるってとても難しい。相手のことを凄く考えます。相手が自分の言葉をどうとらえるかじっくり考えます。だからもらった手紙には相手が自分について深く考えてくれたという時間がつまっているのだと思うとそれだけで嬉しい気持ちでいっぱいになります。中には人をどう傷つけるか考えて考え抜いて・・・・という言葉もありますが、そこにも私という人間と向き合ってくれた時間が存在するのだと思います。でも、それを受け止めきれるほど私はできた人間ではないので傷つきますし、腹が立ちますけどね。悪意なんてこの世からなくなればいいのに。

 あっ話それた。

 ちゃんちゃん。

 

 

 

 

愛の迷宮ートンネルー 感想

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愛の迷宮ートンネルー  4点/5点満点

【キャスト】

チェ・ジニョク  ユン・ヒョンミン etc...

 

【あらすじ】

※ネタばれは多分ありませんが、私の勝手な解釈であらすじを書いています。脚色しているときもあります。実際みてみたら話が違うじゃないか!ということはありえますので、ご注意ください。

 

 刑事の主人公が、連続殺人犯を追っていたところ犯人に襲われて気を失ってしまう。意識を取り戻したものの、そこは30年後の未来。そのまま偶然が重なり、同性同名だが別人の刑事になりすまし毎日、出勤。(主人公適応能力半端ない)そんなある日、30年前の連続殺人事件を思い出させる事件が起こる。この事件を解決すれば愛する妻の待つ過去に戻れると確信し、相棒と捜査を開始する。あんなことや、こんなことがあり無事事件を解決。・・・これで愛する妻のもとに帰れるかな。

 

 

【感想】

 またタイムスリップ系かぁ・・・・飽きたな。と思いつつも評判が良さそうだったので見てみましたが、中だるみもなくテンポよく話が進んでいくし、様々な謎も丁寧に、ちゃんと小出しに明らかにしてくれたので最後まで飽きずに見られました。

  たまに最後の最後、最終回の1コ手前くらいに雑に謎が明らかにされていって、しかも「あの謎は結局どうなった?」って感じに謎かけしたこともさらっと忘れたふりされちゃってるドラマありますよね。んでなんか無理やりハッピーエンドになってるけど全然納得いかない感じのやつ。 そんなドラマではなく、謎は綺麗に解決してくれます。途中こんな謎多くて大丈夫かな、ちゃんと解決してくれるかなって心配しちゃったけど大丈夫です。安心して見てください。

 ところどころクスっと笑えるところもあって良かったです。

 「警察官は人を助ける仕事だ」って主人公が熱く語っているところがあります。事件がおこれば必然的に犯罪者と被害者がうまれますよね。当然未然に防ぐのがベストなわけで。。。「人を助ける仕事」と言うからには事件を未然に防がなければならないじゃん。でもね、防ぐことができずにがんがん人が殺されていくの。それもありえない警察のミスで死んじゃうわけ。しかも全然、反省してないし。

 ほかにも勝手に犯人捕まえるためにおとりになったがいいが犯人を捕まえる準備も反撃する準備もしていなかったアホな女もいるし。襲われることしか考えてないなんて超迷惑。

 イライラするところもあるけど、全体的には見てよかったと思える面白いドラマでした。おすすめです。

 

 ちゃんちゃん。

 

 

 

 

ユリゴコロ 見てみました

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ユリゴコロ  3点/5点満点

【キャスト】

吉高 由里子 松坂 桃李etc...

 

【あらすじ】

※ネタばれは多分ありませんが、私の勝手な解釈であらすじを書いています。脚色しているときもあります。実際みてみたら話が違うじゃないか!ということはありえますので、ご注意ください。

 

 ある日主人公は父親の家で、ユリゴコロとかかれたノートを見つける。そこに書かれていたのは、人を殺すことでしか生を感じない殺人鬼の女の話だった。なんでこんなノートを父親が持っているのか。主人公の頭からノートのことが離れなくなり狂っていく。

 

【感想】

 どの視点でみるかによって全く違うストーリーが待っているのではないかと思います。

 

 この殺人鬼の女はある男に出会い全く味わったことのなかった幸福を感じます。人の優しさにふれ、愛され、守られ、そして母性に目覚め、愛することを知る。でも結局人の本質は変わらない。それを知ったところで人を殺せてしまう。正直1mmもこの女に共感できずに終わりました。共感したらやばいか。ただの変態女です。

 

 で、一番気になったのがこの殺人鬼の夫。夫は本当に殺人鬼の悪事に何も気付いていなかったのか?私は気付いていると思います。全てを気付いていたかどうかは置いといて、少なくとも自分を地獄に陥れた犯人だということは気付いていたんじゃないか。と思っています。ある意味殺人鬼に近付いて結婚までしたのは復讐だったのではないか。女が夫を愛すれば愛するほど後悔の念が大きくなる・・・。なんて、そうだったらオモシロいのになっていう私の妄想です。

 

 ユリゴコロはなくヨリドコロ。心のヨリドコロが一体何なのか。私にとっては家族です。ヨリドコロがない人にとってはこの世は恐ろしく、リアリティのないものなのかな。私にはわからないけど。

 

 怖い話かと思ったけど悲しい話でした。分かる人には分かるんだろうけどちょっと難しかったかな。

 

 ちゃんちゃん。

 

 

 

 

散歩する侵略者みました

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散歩する侵略者  3.5点/5点満点

【キャスト】

長澤まさみ松田龍平etc...

 

【あらすじ】

※ネタばれは多分ありませんが、私の勝手な解釈であらすじを書いています。脚色しているときもあります。実際みてみたら話が違うじゃないか!ということはありえますので、ご注意ください。

 

 行方不明だった夫(真治)が突然帰ってくるが、何か様子がおかしい。外見は一緒なのに中身はまるで別人。とりあえず妻(鳴海)は夫を家に連れて帰るものの話が全くかみ合わない。そうこうしているうちに鳴海の周囲でおかしなことが次々とおこる。あれよあれよと事件に巻き込まれていくうちに、もともと冷え切っていた夫婦関係が元に戻っていき、夫に対しての愛情を取り戻していく・・・という話のようなそうでないような。

 

 結局夫は地球侵略を目論んでいる宇宙人に乗っ取られてしまったわけですが、そんな夫を妻は愛します。愛って素晴らしい!・・という話のようなそうでないような。

 

【感想】

 この話に出てくる宇宙人は人間を知るために「人の言葉の概念」をドロボーします。とられた人間はその言葉の概念を失ってしまいます。「家族」「所有」・・・それらの言葉の概念が失われると人はどうなるのか、どんな世界になるのか。今までにない感じでとても楽しめました。

 

 ところで物事の概念っていつ頃から芽生えるものなのかな。生まれつき備わっているわけはないから後付けでいつかの段階で生まれたものですよね。。。例えばその概念が間違っていたとしたら一度生まれた概念を取っ払って再構築することって可能なのかな。不必要な固定観念とかを自由に取り払えたらいいのにな。ドロボーしてくれる宇宙人が現れないだろうか。あれ、なんか話がズレてきた?

 

 ところどころクスっと笑えるところもあって、ミステリアスな感じもあって、結構楽しめる映画でした。もう一回見るかというと考えちゃうけど、見て後悔はありませんでした。

 

ちゃんちゃん